判断課題を定める
調査設計は、質問票ではなく判断課題から始めます。判断課題とは「何を知りたいか」ではなく、「得られた証拠を使って、誰が何を決めるか」です。
四つの要素
「四つの要素」見出しへのリンク報告を受けて選択する人を一人定めます。関係者が多い場合も、最終的に決定を前へ進める責任者を明確にします。
調査、確認、報告後の会議まで含めて期限を置きます。期限がなければ、質問や対象範囲が際限なく広がります。
継続・修正・中止、A案・B案、優先順位など、調査後に取り得る選択肢を書きます。まだ選択肢がない場合は、次の検証テーマを決めること自体を判断にします。
必要な証拠
「必要な証拠」見出しへのリンク単なる賛否ではなく、判断を変え得る事実を定めます。具体的な出来事、頻出する例外、反対理由、利用条件などです。
9月末までに、業務改革責任者が自動化候補を三つに絞るため、直近の担当者が経験した手戻り、例外処理、判断待ちの場面を確認する。
この一文から、対象者、質問、分析軸、報告先が決まります。
反証条件も置く
「反証条件も置く」見出しへのリンク支持する回答だけを集めないため、「どのような回答が得られたら仮説を見直すか」を先に書きます。たとえば、手戻りの主因がシステムではなく権限設計にあると分かった場合は、導入対象を変える、と決めます。
判断課題ができたら、対象者の決め方へ進んでください。