対象者とスクリーニング
対象者は「部署の代表」ではなく、判断に必要な経験を持つ人として定義します。肩書や年齢だけで選ぶと、質問に答えられる人と知りたい経験がずれることがあります。
経験条件を先に書く
「経験条件を先に書く」見出しへのリンク次のような条件を使います。
- 直近3か月以内に対象業務を自分で行った
- 導入後30日以内に特定機能を利用した
- 過去半年以内に解約または更新を判断した
- 例外処理や承認を担当したことがある
- 新制度の適用を受けた
期間はテーマに合わせて調整し、回答者が具体的な場面を思い出せる範囲にします。
差を比較したい場合
「差を比較したい場合」見出しへのリンク拠点、職種、経験年数、利用頻度など、結論に影響すると考える軸を事前に定めます。集めてから都合のよい分類を探すのではなく、比較する理由を判断課題と結びつけます。
部門別の報告は、各グループの有効回答が5件以上ある場合を基本とします。5件未満のグループは統合または非表示にし、個人が推測されるリスクを下げます。
スクリーニングを設計する
「スクリーニングを設計する」見出しへのリンク社外の顧客・生活者へ聞く場合は、調査目的に必要な経験や属性を対象者条件として定義し、回答前のスクリーニング設問に通過・除外条件を設定します。
たとえば「過去半年以内に対象サービスを比較検討した人」へ聞く場合は、利用の有無だけでなく、検討した時期や本人の関与を確認します。条件に合う回答者だけが本調査へ進み、スクリーニングアウトした回答は有効回答数や分析結果に含めません。
スクリーニングでは、次を事前に決めます。
- 調査対象に含める経験・属性
- 調査対象から除外する条件
- 条件を確認する質問と選択肢
- 各選択肢の通過・除外判定
- 条件を満たさなかった回答の扱い
「適切な人を選ぶ」とだけ書かず、対象条件、確認設問、判定条件まで記録します。
人数について
「人数について」見出しへのリンクCoeSignalでは対象回答数を最大100件まで設定できます。ただし、必要人数は「100件集められるか」ではなく、判断に必要な経験の違いを含められるかで決めます。
市場全体の割合を推定したい場合は、別途、標本設計を行った定量調査が必要です。CoeSignalのヒアリング結果だけで支持率や市場規模を断定しません。
確認リスト
「確認リスト」見出しへのリンク- 対象者が答えられる具体的な経験があるか
- スクリーニングの通過・除外条件を説明できるか
- 結論に影響する違いを含めているか
- 対象外条件を説明できるか
- 個人の特定につながる細かすぎる分類がないか
- 募集方法と回答期限が現実的か